イタリアンアルティメットダークネス日記

おませな小学四年生たちが綴るわいわいブログ

渦 その6

 どうも、たけです。今日は安倍首相のコラボ動画と給付金とテラスハウスの話です。

 

安倍首相のコラボ動画

的外れ

だいたい以下の記事に書いてあることに同意である。

note.com

 これは基本的にアーティスト的コラボを前提とした企画であり、ライブなどができなくなったアーティストやダンサーが星野源の胸を借りてバズる機会を得るためという狙いがあると推測できる。それに対して、非アーティスト的に「ただ横に並べただけ」というやり方があまりに的はずれである。企画のコンセプトがわかっていない。安倍首相は歌うなり踊るかすればよかったのだ。コラボになっていない。やってることは、他人のバズったツイートのリプ欄で全く関係ないことの宣伝をしてるのに近い。

 また、(序盤しか見てないが)HIKAKINと小池都知事の対談は成功してるっぽいことと比較して、より残念な感じになっている。

youtu.be

逆転

 そして、コロナで大ダメージを受けた音楽界に対してなんの救済もできていない政府が都合のいい時だけ音楽シーンを利用するのはそりゃ反感を買う。逆に言うと「これを通して音楽の力を痛感した。やっぱ支援します」というようなハンドルの切り方で逆転する手もあるように思う。

反響

  これに関して「35万のいいねが全部ポジティブなものだと思うなよ!」「ツイッターには低評価ボタンはないからな!」というような批判が見受けられたが、それにはあまりしっくりこなかった。ツイッターの使い方は人ぞれぞれなので雑な所感になるが、批判的な態度で「いいね」を押す人ってそんなにいるか??

 批判的な態度を表明するのなら、普通「リツイートしてエアリプ」か「引用リツイートで批判」じゃなかろうか。「いいね」を押す人は本当にいいねと思っているか、ノンポリ的な立場からシンプルにこの動画の「おもしろさ」を茶化している人であるように思う(つまりある意味でポジティブに捉えている)。「35万のいいねはほとんど偽物」という解釈はポジトークすぎる気がする。舐めちゃあいけない。

仕組み

 これのアイデアが出てから、内容を練り、実際に実行するまでの間にこれを止められる人間というのはいなかったのだろうか?というような疑問が浮かぶ。一時首相官邸のインスタストーリーの完成度の高さが話題になっていたが、あのチームはどこに行ったのか。こうなるに至った仕組みが不思議でならない。

 とはいえ、ここで注意をしたいのは、このような疑問は「今回の企画は失敗だった」という前提の上でのものである。マスク二枚についてもそうであるが、それが悪手であると決めつけた上で何かを考察したところで、それはポジショントークになりバイアスを孕みやすく危険である。もしかしたら、自分が気づいてないだけで、そうした方がいいという、専門家にはわかる理由や狙いというのがあるのかもしれない。そこに想像力を働かせなければ、問題の本質は見えてこない。本当に愚かな政治家たちであるなら、こんなに長く政権を維持していない。

 これなんとなく一理ある。

給付金

 基本的に世の中の大きな関心は給付金が出るか出ないのか、出るとしたらどういう形で出るのか、であるように思う。この件について考えるうえで、渦 その4にも書いたが、やはり「余裕のある人から余裕のない人に分配してくれ」という要望なのか、「無限にお金を刷って分配してくれ」という要望なのか、ということに頭を回してくれという気持ちになる。ない袖はふれないのだ。「自粛要請と補償はセット」だと思うが、「補償と財源確保はセット」でもある。給付するのであれば、その分どこかからお金がなくなっているのである。そのあたりを考えない限り、どうしても思慮浅く聞こえてしまう。

 また、これは政治闘争というか支持率どうこうで攻める話なのだろうか? 法的に「自粛要請と補償はセット」ということを示して裁判的に解決できることではないのだろうか?人々の自由を制限してしまっているのだから、いけそうな気がするので、その辺り、気になる。

  また、ここまで頑なに出し惜しみする理由というのはなんなのだろう。今まで「高齢層に媚びた政策ばかりだ」なんて批判をよく見た気がするが、今となっては支持率稼ぎ的には給費金をばらまかないのはうまくなさすぎる。そこの背景が気になる。

テラスハウス

www.cinematoday.jp

 テラスハウスの撮影が停止したというニュース。なんてこった。

 テラスハウスは不要不急のシェアハウスということなのか。台本もなく、ただただ生活を記録していただけのはずで、ただただの生活というのは不要不急のものではないと思って希望を持っていたが、実際にこうなってしまうとは。

 最近いろんなことがどうでもよくなってきて、軽い気持ちでテラハのオーディションに応募でもしてみようかしらと思って検索したらこんなものが出てきてショックを受けている。たしかに住人から感染者が出たらやばすぎるので、仕方がない。

 

shogakuyonensei.hatenadiary.com