イタリアンアルティメットダークネス日記

おませな小学四年生たちが綴るわいわいブログ

チェンソーマンと免許証紛失

 どうも、たけです。ブログっぽいブログ。

 

 昨夜、新発売の「チェンソーマン 8巻」を読んだ。おもしろすぎる。

 藤本タツキに関してはジャンプ+で「ファイアパンチ」を連載で追って読みきっていて、おもしろかったので信頼はしていた。いろいろ仕掛けてくるというか、読者の期待を意外な方向に裏切ってくる豊かさと、個性的で活き活きとしたキャラが魅力的だった。それとなんか深げというか、壮大なスケール感があるのもいい。「最初から完結を見越してる人」という安心感もある。

 そんな信頼を置きつつも、「チェンソーマン」を読み始めたのは最近である。コミックスを買って読んだ。そうするともうドハマりである。キャラ、セリフ、演出、展開、画力、漫画力...どれも一級品。少年漫画の定石をぶち破る感じもありつつ、王道的なおもしろさもがっちりしていて本当におもしろい。ゾクゾクするセリフや演出が連発される。「進撃の巨人」クラスの最高級漫画だと思う。タイトル自体がそうなようにB級映画てきなチープさをオマージュしつつも、その中身はハリウッド映画級の特大スケールで、爽快。その辺は作者の偏愛が伝わってくる。

 

 そんな風にドハマりすると、心配になってくるのはネタバレである。なんせこの作品は急展開が多いし、すぐに人が死ぬ。ネタバレされたときに失うものが多めの作品である。最近月曜日になると「チェンソーマン」がTwitterでトレンド入りしがちで怖い。「ONE PIECE」なんかはもう伝記みたいな気持ちで読んでいるのでコミックスでいいのだけれど、「チェンソーマン」は新鮮にわくわくする漫画なので新鮮に楽しみたい。久しぶりに月曜日を楽しみにする生活が復活するのもいいことである。

 

 そこで今日は漫画喫茶に行ってジャンプのバックナンバーを読んで、連載に追いつくことにした。漫画喫茶に着いて身分を証明しようとしたところ、なんと運転免許証を持っていないことに気が付いた。思い返しても、しばらく免許証を財布から取り出した記憶はないし、そしてふいに滑り落ちるようなところには入れていない。つまり、直近で無くしたわけではない。直近でないのであれば、今さら焦る必要はない。であればまずは「チェンソーマン」である。学生証で身分を証明し、ジャンプを遡ることができた。おもしれぇ...!

 

 さて、記憶をたどったところ、唯一無くし得た機会として、一か月以上前にコロナの定額給付金の申請のためにコンビニで免許証をコピーしたことを思い出した。その時にコピー機に入れっぱなしだった可能性がある。漫画喫茶の帰りにそのコンビニを訪ね、店員さんに聞くと、名前を聞かれ、奥から僕の免許が出てきた。やったぜ!

 ということで免許証復活。少ない手間で取り戻せたので助かった。こちとら実家の車がいつでも使える環境である。偶然にも気まぐれに、給付金申請のために免許をコピーしに行った往路から今までの一か月半、たまたま一度も車を運転せずに全て徒歩でこなしてきたからよかったものの、もし免許不携帯で運転していたらと思うと恐ろしい。

 とは言いつつ、冷静に考えるとそのコンビニ店舗が一か月以上に渡って僕の免許を保持していたのは決していい対応ではない。そういう重要な忘れ物は店舗の管理下に置かずに警察に届けるべきである。そこは少しモヤモヤする。僕はてっきり「コンビニに忘れたとしても今は警察署だろう」と思い、公共交通機関で警察署に行くためにいったん近くの休憩スペースに脚を停めてから云々...とか考えていた。結果的にその必要がなくなったのは非常に助かったのだが。だが。モヤモヤはする。

 

 以上、ブログっぽいブログでした。