イタリアンアルティメットダークネス日記

おませな小学四年生たちが綴るわいわいブログ

映画:「ムーンライト」感想

 どうも、たけです。夏をやっていたら更新が滞りました。

 今日は2017年にアカデミー作品賞を受賞した映画「ムーンライト」の感想です。Netflixで見ました。

 

 もともとはJAZZ DOMMUNISTERSの「illunatics feat. 菊地凛子」という曲の中でこの映画の話が出ていて、アカデミー賞を取っているということはすごいのでしょうと思って見てみました。全編を通して非常に美しい感じで、美しすぎな気もしますが、良い映画でした。

 

moonlight-movie.jp

 

 特に印象に残ったのが俳優のパワーです。主人公を年齢によって3人の俳優が交代して演じるのですが、これが絶妙に同じ主人公です。眼がすごい。演じている人物は代わるのですが、眼がずっと同じで、その眼こそが主人公の主人公らしさを物語っています。

 また、カメラワークもなんだかグッときました。主人公の眼が特徴的だと描きましたが、その視線にカメラが憑依するときの感じにグッときました。気になる人を視界の端で追う感じとか、あーーーってなりました。

 

 また、この作品にはアカデミー作品賞において「ラ・ラ・ランド」に勝ってくれたという恩がありますね。僕は「ラ・ラ・ランド」が途中で見るのをやめようかと思うくらいダメだったので。あれはインスタ映えの実写映画化でしょう。

 

 それほどおもしろいとは思いませんでしたが、そもそもエンタメ的なノリの作品じゃないですし、いい映画だなぁと思いました。以上!