イタリアンアルティメットダークネス日記

おませな小学四年生たちが綴るわいわいブログ

ゲーム:大逆転裁判1&2

 どうも、たけです。逆転裁判シリーズのスピンオフ作品「大逆転裁判」の1および2の紹介と感想です。シリーズの生みの親である巧舟がディレクターを務めた大傑作です。僕は他のシリーズはやったことがありませんがめちゃくちゃ楽しめました。

 

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 ざわに猛烈にオススメされてやってみました。前からダンガンロンパ逆転裁判かその感じのゲームを一度やってみたかったのでちょうどよかったです。

 ゲームシステムとしては謎解きビジュアルノベル?てきな?レイトン教授か?脱出ゲームっぽさもある。思ってたよりストーリーを追っていくのがメインの感じなんですが、謎解き的な要素があって状況や証拠品をもとに真実を解き明かしながらきながら裁判での無罪獲得を目指します。基本的にごりごりの冤罪をかけられた被告を助けていきます。後半は普通にむずかしいですが、その分解けたときのスッキリ感もいい感じです。担当弁護士であるにも関わらずまじで事件の状況がよくわからないまま裁判にぶちこまれるので、裁判の中でどんどん事件の様子が明らかになり、ちょっとしたきっかけから裁判が全く違った方向に展開して逆転していくのは爽快でした。

 

 物語の舞台は19世紀末、普通の逆転裁判シリーズの主人公の先祖の物語です。人物もみんな初登場の人たちなので他の作品を知らなくても問題ありません。「大逆転裁判1」と「大逆転裁判2」は前編と後編の関係になっていて、両方セットでやる必要があります。各5章ずつ、全10章のエピソードがあり、それぞれの事件が実はいろいろ繋がっていて一つの壮大なストーリーになっています。正直かなり長い助走が必要なのですが、最終的にはその甲斐のある大傑作になっています。謎解きのおもしろさもさることながら、とにかくストーリーがすばらしい。壮大さは「からくりサーカス」に匹敵するか超えてくるレベルです。各事件を解き明かしていく中でそれらを貫く一つの巨大な陰謀が明らかになっていきます。その展開の流れがすばらしいし予想を超えてきます。もう一度言いますがまじで助走期間が長いので前半は飽きずに頑張る必要がありますが、最終的には大満足できます。僕は2か月くらいかけてゆっくりやりました。

 

 あとはキャラがわりといいです。歴史上の人物とか有名なキャラクターのオマージュが出てくるんですが、そのアレンジっぷりがすごい。シャーロック・ホームズとかがめちゃくちゃアレンジされて出てきて最初は戸惑うんですが、最終的にはかなり好きになっています。あとスサトさんがかわいいです。

 

ラスト3章はスーパーしびれる超展開で、かなりよかったです。「大逆転裁判1」をやってるときはわりと退屈な時間も長かったので耐える必要があるのですが、2に入ってからは順調だし最後はめちゃくちゃやばいので、やってみる人は頑張って最後までやってほしいです。おすすめです。